猫バンバン！！

車に乗る前にボンネットなど車体をたたく「猫バンバン」という行為を知っていますか？

猫は狭くて暖かい場所を好むため、走行後の温かい居心地の良いエンジンルームに入り込んでしまうことがあります。

エンジンルームに猫が入り込んだ状態でエンジンを掛けると、熱くなったエンジンルーム内でパニックになりエンジン内部のベルトに巻き込まれたりして最悪の事故が起こります。

このような事故を防ぐために、乗車前にボンネットをたたいたり・車体周囲を確認する「猫バンバン」を行う活動が広まっています。

獣医師の立場からもう一言お伝えしたいのが、猫ちゃんの性格が怖がりさんの場合、人の気配がすると動けなくなり固まってしまう子や、ボンネットのより奥に潜り込んだりする子もいます。外猫の多い地域にお住いの方は、色んな性格の猫ちゃんがいるのでボンネットをたたくだけでなく、エンジン始動前にクラクションを鳴らす、ボンネットを開けるなどするとより安心ですね。

寒くなったら、「猫バンバン」、車のためにも、猫のためにも忘れないで下さい！